Make our future
sustainable
私たちIRESAは、資源やエネルギーを通して持続可能な社会を考える、国内唯一の学生団体です。
About us
IRESAについて
私たちは、「資源・エネルギー」への理解を主軸に置いた学生団体です。
国際資源・エネルギー学生会議(IRESA)は、2014年度末に設立された学生団体です。IRESAとは、International Resources and Energies Student Associationの頭文字から取っています。
「資源・エネルギーから社会を理解する」ことを理念に、東京大学と早稲田大学の学生を中心としたインカレとしてスタートしました。現在は、
「Make Our Future Sustainable: 持続可能な社会を考える」
を理念とし、東京大学を中心とした10名程度で活動しています。
IRESAは、資源・エネルギーを取り巻く社会・経済・政策について知り、知見を拡げる事で資源・エネルギー問題の解決に貢献する事を目指します。
代表挨拶
気候変動は、今の時代において我々の未来を左右する最も大きな要因です。
日本では未だに議論が活発であるとは言えませんが、世界では経済と人権、社会のあり方に関わる大問題で、議論が進んでいます。
脱炭素化など気候変動への緩和策には多くの投資が必要です。一方で、気候変動がこのまま進行した場合の経済損失は膨大なものになります。気候変動を放置した将来の経済損失について検討した上で、現在世界では「気候変動への対策が優れた投資である」という認識がなされ、そのために従来の投資の見直しなどの行動が起こっています。
具体的な数値で言及すると、気候変動の緩和策として、世界で2050年までにエネルギーシステムに対して21兆米ドルのコストを負担すると、その3~7倍の年間経済損失を未然に回避することができると言われています(IRENA, 2019)。
また、実際に起こってしまった気候変動に対する適応策は緩和策と"車の両輪"の関係であり、一次産業、防災、健康問題、都市づくりなど様々な分野で地域に合わせた対策が求められています。企業にとっても、気候変動リスクを管理しているかというのは国際的には投資判断上での重要な判断基準となってきています。
資源問題とエネルギー問題は、この気候変動対策に直結します。もちろん、それは資源・エネルギーをみる一つの観点であり、もっと多角的な観点から我々は勉強していますが、持続可能な社会を形成するためには気候変動という視点が非常に重要になります。
日本は安定した電力システムを有しており、世界でもトップクラスに停電時間が少ない国でありましたが、人口減少や過疎化といった見えている将来の問題により、現在のシステムを将来に渡って維持することは困難です。また、2050年カーボンニュートラルを達成するには、二酸化炭素を排出しないエネルギー源を増やし、電化を行い、省エネを進める必要があります。それも、ダイナミックに。
また、日本には海底に資源が眠っていることがわかっており、一方で陸・海の一次産業は危機的な状況に陥っています。
これらの解決のためには、技術や制度の進歩だけでなく、皆で議論し社会受容性を高めることも大切であると考えています。
IRESAが皆様と共に「持続可能な社会」というテーマについて考え、議論し、課題を解決するための一助になることを願っております。
国際資源・エネルギー学生会議
代表 木村健人
団体概要
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設立年 2014年度末
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参加大学 東京大学 東京外国語大学 Imperial College London テンプル大学 一橋大学
Activities
勉強会
原則月1回(毎月第四土曜日14時~16時)、定期勉強会を行っています。1人または複数のメンバーが担当し、スライドや資料を準備して発表します。テーマは、資源・エネルギーに関することであれば何でも自由です。
昨年度は気候変動、水素の活用、電力システム、電車の省エネ、漁業資源管理などについて話し合いました。議論の内容は、技術開発から政策、ビジネスまで多岐に渡ります。
実地見学・意見交換会
IRESAでは、発電所見学をしたり、資源・エネルギー分野でご活躍されている社会人をお招きしてお話を伺ったりしています。
2019年度は浮島太陽光発電所に訪問したり、電力シェアリング(株)社長の酒井直樹様との勉強会などを行いました。
2022年度は、黒部ダム見学を行い、日本の電力産業の歴史について触れました。
フォーラム開催
IRESAではこれまでに5度「資源・エネルギーフォーラム」を行いました。日本の資源・エネルギー業界を牽引されている方々をお招きし、講演会・懇親会を行いました。
2020年度のフォーラムは、11月21日(土)にオンライン開催され、様々な立場で活躍されている3名の講演者様をお招きし、「アフターコロナのエネルギー」というテーマでご講演をいただきました。学生・社会人問わず多くの方にご参加者いただくイベントですが、このフォーラムの企画もIRESAに所属する学生が行っています。
本年度のテーマは「GXの現在と未来」というテーマで12月17日にオンサイトで開催されました!
最新情報・参加フォームはX(旧twitter)、Facebookにてアップデートしていきます。ページ下部にリンクからご確認&フォローをお願いします。
輪読会
土曜日の午前10時から12時の間、一冊の本や資料を数回に分けて発表内容を担当し、実際に発表したり聞いたりしながら本の内容を理解していくことを目的にオンライン上で輪読会を開催しています。
その他
他団体のイベントにIRESAとして招かれることもあり、2019年2月には、日本学術振興会公開シンポジウム「エネルギー社会と原子力」にて学生の立場として登壇、同年6月にはG20 Youth Summitの気候変動の分科会にて登壇しました。また、2020年9月にはJYPS開催のイベント「#RedesignOurFuture - あなたは地球の未来のために何をする?」にて、元代表の樋口がパネリストとして参加したほか、2021年1月の若者団体と環境省との意見交換会に際してはJYPS加盟団体の一つとしてIRESAが提言書作成に携わり、当時代表の松田が省エネの重要性について小泉環境大臣に意見を述べました。
2023年2月には、資源エネルギー庁主催#みんなで考えるシンポジウム「わたしたちの子どものための街づくり~地層処分問題と共創する未来~」に参加しました。
Events
開催日程
本年度活動方針
Archives
2023年度は、ハイブリッド形式で活動を行います。コロナ禍の中で社会システム全体が変容を迫られるなか、エネルギーシステムも脱炭素化に向けて抜本的な改革が議論されています。一方で、農林水産資源、エネルギー資源の問題はいまだに大きな課題が残っています。都市計画や住宅の断熱化問題など、持続可能な社会の形成には議論すべきことが多数存在します。様々なバックグラウンドを持つメンバーとともに、持続可能な社会形成のための資源・エネルギーの在り方について考えてみませんか?
勉強会への見学は随時受け付けております。サイト下部のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください
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iresa.sustainable[a]gmail.com
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