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2021年の活動実績です。
8月勉強会
8/28(土)
“第五次エネルギー基本計画レビュー“
第五次エネルギー基本計画に記載されている中で、原発、再エネ、電力システム改革その他のテーマについて取り上げました。各分野の知識を深めるとともに、実現できたこと・できなかったことなどの考察を行いました。議事録はこちらから
6月勉強会
7/4(日)21:00〜
“Planetary Health Dietと食事の選択肢“
6月勉強会では、Planetary Health Diet (PHD) と食事の可能性というテーマで、前半にPHDの目的、成り立ち、詳細、効果についてを説明し、後半では、PHDに基づいて6つのシナリオを用いて新たな食事パターを生成し、PHDの幅の広さを実感していただきました。PHDとは、EAT-Lancet Commissionという国際的な組織が、世界中の研究者とともに作り上げた概念で、地球の持続可能性と人間の健康を両立するという大きな目標があります。具体的には植物ベースの食品を大きく増加させる必要性があるとしています。後半では、数理計画法を用いた食事パターンを6つ生成し、PHDとは、柔軟性、適用可能性を持ち、我々の食事の選択肢を狭めるものではないという結論に至りました。”
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5月勉強会
5/29(土)16:00〜
”日本のエネルギー分野の課題”
5月の勉強会では、「日本のエネルギー分野の課題」をテーマにディスカッションを行いました。特に
・原子力
・輸入資源への依存
・再生可能エネルギー関連の産業の国産化
などについて話し合いました。
また、電力需給のバランス、脱炭素化を見据えた具体的なプロセスなどにも課題が感じられました。内容としては、リスクや経済性を含めた原子力の特徴、再生可能エネルギーを主体とした電力システムを構築していく移行期間について意見を出し合いました。問題が指摘されている、景観や土地改変などの太陽光発電の導入に向けた障壁についても考えました。
4月勉強会Ⅲ
4/24(土)14:00〜
”持続可能な農業”
4月第3回目の勉強会では、「持続可能な農業」というテーマで、食事内容、品種改良、肥料や農薬について勉強しました。世界の長寿郷では、肉を食べていない地域もあり、健康のために過剰な肉食は必要かどうか研究や議論する必要があります。遺伝子組み換え、化学肥料や農薬を使う農業と無肥料無農薬の農業の、それぞれのメカニズム、メリットやデメリットを論じました。これからの時代は、人口爆発が起こり、食糧不足を防ぐには農業の生産性を上げるために新技術を導入しなければいけないと言われていますが、現在の食糧不足は、先進国の過剰な肉食が原因であり、フードロスや不平等貿易の問題も大きいです。不確定性のある新技術に頼る前に、現在の生活を見直さなければいけないです。
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4月勉強会Ⅱ
4/17(土)14:00〜
”持続可能性と資源エネルギー分野”
4月第2回目の勉強会では、「持続可能性と資源・エネルギー分野」というテーマで、持続可能性の概念やSDGsの特徴、その中でも特に資源・エネルギーの分野について勉強しました。持続可能性を考えるにあたっては、公平性や自然の浄化速度などをはじめとした、様々な自然科学・社会科学的な側面を考慮することが大切です。また、SDGs (Sustainable Development Goals) では、各分野のつながりが重要視され、多くのステークホルダーを巻き込む幅広い内容になっています。トレードオフや相乗効果に関しても取り上げつつ、SDGs・グリーンウォッシュなどについても学びました。
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4月勉強会Ⅰ
4/10(土) 14:00〜
”炭素税と電力自由化の経済的基礎”
4月第1回目の勉強会では、「環境の経済学」というテーマで、炭素税の経済学的な位置付けについて学びました。税金の設定根拠には複数ありますが、今回はその中でも外部不経済を内部化するためのピグー税について解説し、炭素税との関係を論じました。また、電力市場自由化の経済学的な根拠についても学びました。基本的には自由な競争にさらされる市場経済ですが、規模の経済性などの“財の劣加性“が存在する産業では規制が敷かれています。かつて規制産業であった電力市場がなぜ自由化したのかについて、“財の劣加性“の観点から論じました。
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